原因
脳や神経などの異常で呼吸をするための筋肉への指令が行き届かなくなる「中枢型」、肥満などにより気道の上部(喉)が塞がってしまうことが原因の「閉塞型」、中枢型と閉塞型が混ざっている「混合型」があります。最も多く見られるのは、のどが塞がって起こる「閉塞型睡眠時無呼吸」です。顎が小さいことや肥満、生活習慣が原因となります。
Sleep Apnea Syndrome
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、いびきをかく人で、1時間に5回以上睡眠時無呼吸(10秒以上の呼吸停止)があり、日中に強い眠気や集中力低下、熟睡感がないなどがあると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
高血圧症や心臓病や脳血管疾患を悪化させるのでできるだけ早く診断し、治療を始める必要があります。またSASにより夜間のトイレの回数が増えることもあり、泌尿器科疾患とも密接な関係にあります。
脳や神経などの異常で呼吸をするための筋肉への指令が行き届かなくなる「中枢型」、肥満などにより気道の上部(喉)が塞がってしまうことが原因の「閉塞型」、中枢型と閉塞型が混ざっている「混合型」があります。最も多く見られるのは、のどが塞がって起こる「閉塞型睡眠時無呼吸」です。顎が小さいことや肥満、生活習慣が原因となります。
肥満の人が睡眠時無呼吸症候群を患っていることも多いため、まずは生活習慣の改善を行うのが基本です。喉の周辺に脂肪が蓄積されていると呼吸がしづらくなるため、体重管理を行い、減量をめざしていきます。また飲酒制限や禁煙も効果的です。
さらに、寝ている間の対処療法として、持続陽圧療法「CPAP(シーパップ)」と呼ばれる鼻マスクを装着し、マスクにつながった機械から空気を送り込むことで呼吸を改善させ、気道を確保し、閉塞することを防ぎます。
保険診療が可能ですが、毎月1回の定期通院が定められております。費用は毎月自己負担で5000円ほどです(医療機関での差はございません)。
治療開始後も、月に1回の外来にて、機器の使用状況や無呼吸の程度、患者様の状況をトータルにチェックさせていただきます。
機器の使用方法等については、専門業者の電話サポート等もございますので、安心してご使用いただけます。
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